園の生活

保護者と離れ、初めての社会生活の第一歩。入園時は大きく不安を感じる時期です。そんな子どもたちが安心して過ごせるよう、保育を行っています。月齢や一人一人のペースを考慮しながらご家庭との繋がりを大切にし、安定した生活リズムになるよう、心掛けています。ふれあい遊びや体を動かす事を楽しみながら成長できることを大切にしています。

保護者、保育者など、大人との関わりが多かった所からお友達への関心も出てくる頃です。顔を見合わせてお話してみたり微笑ましい姿が見られるようになってきます。保育者とのやり取りを楽しみつつお友達との一緒にいることを嬉しいと感じられる環境を心掛けています。

自己主張がたくさん出てくる頃です。自分の思いを表せる事、気持ちを切り替えていけることなど一つ一つの事を保育者が受け取め丁寧に返してあげることを大切にしています。気持ちが満たされ、出来た事を感じられるよう、時間や環境を大切に日々過ごしています。

幼児部の仲間入りです。異年齢での生活が中心となり、日常生活で必要となる習慣が身に付いてきます。自分でやりきることはまだまだ難しいのですが、毎日の生活の中で着替えや片付けなど身の回りのことへの意欲を大切にしています。

3歳児から積み重ねた身の回りの事について自分で出来る力が確実なものになってきます。また、ルールも少しずつ理解できるようになってくるのでゲームや集団あそびなどを取り入れています。お友達との関わりの中で思いやりを感じ取ったり気持ちを整理しながら繋がりを強めていけるよう子ども自身がじっくりと考える事ができる時間を大切にしています。

集団としての大きな成長が見られる１年です。一人一人が積極的に日々の活動や行事に参加し自信を持って行動できるよう保育を計画しています。自分で考えながら動くことで就学に向けての必要な生活力や意欲を育てていきます。